長野県の特産品として古くから愛されている干し柿。この干し柿に使われる柿の品種をご存知でしょうか。その歴史は非常に長く500年以上の歴史があるとか。今回はその長野県名産の柿について、特徴を紹介します。
市田柿の特徴と魅力
長野県産 徳用/ご自宅用 市田柿。大容量の800g入り。干し柿がお好きな方にどうぞ。
長野県の誇る特産品の一つである干し柿は知名度も高く、干し柿愛好家の中ではよく知られた存在となっています。「干し柿の名前が市田柿」であるというイメージを持っている方も少なくありません。市田柿はあくまで柿の品種なのですが、それくらいに干し柿として有名で親しまれている証拠でもあります。市田柿は100g程度と比較的小ぶりなサイズで、縦長のハートのようにも見える形が印象的です。収穫される時期は果皮の色が鮮やかなオレンジ色になってからで、基本的には干し柿にされることになるため、あえて「ほぞ」と呼ばれる枝の部分をわずかに残した状態で収穫されるのが特徴となっています。
実は見た目はとても美味しそうな色をしているのですが、市田柿は渋柿ですので生の状態のままでは渋みが非常に強くてなかなか食べられません。種が入っていないことが多いですのでとても食べやすく、干し柿にもしやすい品種です。また主な産地は長野県南部の飯田、下伊那地方となっています。この下伊那地方のあたりは古くは「市田村」として栄えていました。その頃から市田柿は長期にわたってそこに暮らす人々と共にあったのです。実に500年以上にも及ぶ歴史を持つとされています。
正式に「市田柿」という品種で販売され始めたのは1921年とされていて、仮にそこから起算しても100年近い歴史を持つ計算となります。そして2007年には市田柿のブランド推進協議会ができたことによって、ますますその魅力が全国的にも知られやすくなっています。あらゆる物やサービスなどが様変わりしていく時代のめまぐるしい変化の中で、市田柿は昔からあるそのままの姿とおいしさをいつでも届けてくれます。干し柿という食べ物自体が若い人たちにはあまり身近ではないイメージもある中で、いつまでもその伝統を守り続けながら、少しずつでも世代を超えて愛されるような存在になっていただきたいところですよね。
昔は干し柿と言えば誰にとっても身近で、食べると心をホッとさせてくれるような優しい食感と甘みに親しんでいたものです。時代が進んでいくにつれて多種多様なスイーツを気軽に手に入れることができるようになり、そんな中であえて干し柿を食べようと思う人も当然ながら減ってしまうのは仕方のない流れです。しかし干し柿という日本の伝統的なドライフルーツは日本のみならず海外でも、ちょっとしたきっかけさえあればブームを起こせる可能性を秘めた魅力を持っているかもしれません。
たとえば海外では日本の味噌汁やところてんなどなど、日本人からしてみると意外にも思えるような食べ物がにわかに注目を集めていたり、物によってはすっかり浸透してしまっていたりもします。ところで改めて市田柿や干し柿の持っている魅力を感じてみますと、「こんなにも手軽でおいしいのになんだかもったいないな」という気がしてはこないでしょうか。干し柿の愛好家はもちろんたまたま食べたくなったという方まで、市田柿の特徴や魅力について今一度知ることで、より干し柿をおいしく味わうことができるでしょう。この機会に市田柿を使用した干し柿を手に入れて、懐かしくも優しい風味をじっくりと味わってみてはいかがでしょう。
いつまでも変わらない味を
市田柿という品種の歴史や特徴、干し柿の魅力などについて紹介してきましたが、その魅力を簡潔にまとめるならば「いつまでも変わらない味」という一点に尽きます。その優しい甘さをこれからも大切にしていきましょう。
市田柿が味わえる!ふるさと納税返礼品情報
長野県産 徳用/ご自宅用 市田柿。大容量の800g入り。干し柿がお好きな方にどうぞ。
全国的にも有名な干し柿「市田柿」です。
「市田柿」の産地である長野県南部(南信州)は、干し柿にはぴったりな地域です。
天竜川から立ち上る朝霧、適度な標高。
この土地の名産「市田柿」はまさに自然が作り出した贈り物です。
ふっくら、もっちり、職人が丁寧に丁寧に作り上げた市田柿をぜひお試しください。
たっぷり大容量800gで大満足。市田柿を毎日食べたい方に大変おすすめです。
■内容量/原産地
市田柿800g
原産地:長野県
■原材料
柿、酸化防止剤(二酸化硫黄)
■賞味期限
製造日より365日
■注意事項/その他
・画像はイメージです。
・解凍後はお早目にお召し上がりください。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 干し柿として有名な、長野県で栽培されている柿の品種は?
A. 市田柿