「鯛茶漬け」を名物にしている柏崎市は、どこの都道府県にある?

柏崎市には、鯛茶漬けという地元で大人気の名物があります。お店によって調理方法や味付けが異なるため、色々な味を堪能できるのが特徴です。ここからは、鯛茶漬けの歴史や栄養について詳しく説明していきます。

鯛茶漬けとはどういう料理なのか

新潟県柏崎市には、鯛茶漬けというご当地名物があります。この鯛茶漬けとは、鯛の刺身あるいは焼いた身をホカホカのご飯の上にのせて出し汁をかけた料理のことです。柏崎市でとれた鯛は姿形が大きくも身が締まっていることから、大変美味しいと評判を集めています。そもそも新潟県柏崎市はおよそ42kmもの海岸線を持っていて、県内有数の鯛の水揚げ量を誇っている場所として有名です。岩場が入り組んだリアス海岸であるため、鯛にとって栄養豊富な餌が集まっているのです。上質な鯛を捕獲することができるために、柏崎市内には昔から鯛めしや鯛茶漬けなどの美味しい鯛料理が食べられるお店が豊富にありました。

そんな名物である鯛を活用して柏崎を活性化させようと組織されたのが鯛プロジェクトです。地域が一体となって鯛料理の研究を重ねた結果、開発されたのが鯛茶漬けだったというわけです。柏崎の鯛茶漬けは、2013年に開催された「全国ご当地どんぶり選手権」で見事にグランプリを獲得しました。それをきっかけに、柏崎市はもちろん全国的にも鯛茶漬けの名が知れ渡ったのです。新潟県柏崎市では、ホテルや旅館などの宿泊施設、居酒屋などの飲食店で鯛茶漬けを日常的に食べることができます。揚げた鯛をご飯の上にのせたり、生の鯛、なめろうをのせたりというように店舗によって調理法が異なるのが特徴的です。現地で鯛茶漬けを堪能するために、全国から多くの方が訪れています。

鯛の栄養について

鯛には、人間の健康に良い栄養素が豊富に含まれています。その代表的なものが、DHAという栄養素です。DHAには脳の発達や活性化を促す働きがあるので、アルツハイマー病や認知症を予防する効能があります。その他にも、血液の流れを良くしてくれるEPAも鯛にはたくさん配合されています。血行が良くなることで、脳血栓や高血圧、動脈硬化などを予防することが可能です。

その他にも、鯛には血中のコレステロール値を低下させるタウリンという成分も豊富に含んでいます。血圧を正常値に保つことができるため、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を防止する効能があります。さらに、タウリンには胃腸の働きを促す働きもあるので、二日酔いの時に積極的に摂りたい食品です。

柏崎市の観光名所

新潟県柏崎市には、「柏崎の恋人岬」という全国的にも有名な観光名所があります。こちらは、北陸自動車道米山ICから車でおよそ10分の場所にあります。日本海を臨む岬にあり、展望台からは美しい海の景色を眺めることができると評判です。雲がない晴れた日には、遠く佐渡まで見渡すことができます。特に夕方くらいになると、周囲がオレンジ色に包まれて夕日が沈む素晴らしい眺めを堪能することが可能です。ロマンティックな雰囲気に浸れるので、恋人とのデートに最適なスポットだと言われています。

その他にも、「柏崎の恋人岬」にはハート形のプレートを取り付ける柵が設けられています。近くのお土産屋で購入したプレートを2人で柵につけると恋愛が成就するという伝説があるのです。また、恋人岬には海に臨む場所に鐘が取り付けられていて、その鐘を鳴らせば恋人ができるともいわれています。したがって、恋人岬はカップルでも女子旅でも大人気の名所といえます。

鯛茶漬けを食べるために新潟県柏崎市を訪れてみよう

鯛茶漬けは、新潟県柏崎市のお店で食べることができるご当地名物です。お店によって調理方法が異なり、様々な味わいを楽しめるのが特徴です。新潟県柏崎市には食べ物以外にも魅力的な名所があるので、観光がてら鯛茶漬けを味わいに訪れてみると良いでしょう。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 「鯛茶漬け」を名物にしている柏崎市は、どこの都道府県にある?

A.新潟

Q. 新潟県柏崎市にある、日本海を臨む岬は?

A. 柏崎恋人岬