宮城県『定義とうふ店』の厚揚げの特徴とは?

宮城県は名産品や名物がとても豊富な県の1つです。特に県庁所在地である仙台市は海と山に囲まれ、多種多様な食べ物に恵まれています。仙台市にある定義とうふ店は、変わった特徴のある厚揚げが有名です。では、この厚揚げにはどのような特徴があるのでしょうか。

定義とうふ店のあぶらあげはその場で食べるのが美味しい

仙台市西部にある西方寺は、浄土宗のお寺です。縁結びと安産のご利益があるとされており、ファミリーやカップルなど年間に100万人ほどの観光客が訪れ、仙台市民からは定義山や定義如来として親しまれています。お寺と門前町を含んだ地域は定義と呼ばれ、民宿や定義こけしなどの土産物屋が人気です。定義の名物と言えば、三角あぶらあげという厚揚げが挙げられます。中でも、門前町にある定義とうふ店は人気のお店です。三角形をしているのが特徴で、揚げたてをその場で食べられるのが人気の理由となっています。

定義とうふ店の三角あぶらあげは、店頭で1枚ずつ手で揚げています。あぶらあげが三角なのは、丸い揚げ鍋を使っていた頃の名残りです。丸い鍋で揚げ、均等に切るとピザのような三角形となります。この揚げたてのあぶらあげは外側がカリカリしていて、中身はとてもジューシーです。上からしょうゆと七味をかけ、そのまま食べるのが一番おいしい食べ方です。定義とうふ店は行列ができるほど人気があり、お土産として購入する方も数多くいます。仙台市西部の観光地として、定義山は欠かすことができません。そして、三角あぶらあげは仙台市民のソールフードとも言えるのです。

三角あぶらあげを自宅で食べるときにはこの方法で

定義とうふ店の三角あぶらあげは、その場で食べるのが一番おいしい食べ方ですが、お土産として持ち帰り、自宅で食べるのにも適しています。調理次第では、揚げたてとはまた違った味わい方をすることが可能です。自宅で調理するなら、まず油抜きをする必要があります。油抜きをしないとカリカリとした食感が得られません。クッキングペーパーなどで包み、電子レンジで1分ほど加熱します。

油抜きが終わったら、何もひかずにフライパンで焼きます。油が浮いてきたらふき取りながら、表面がこんがりするまで焼くのが秘訣です。定義とうふ店のように、しょうゆと七味をたらすのも良いですが、好みに応じてかつおぶしやネギなどをかけるのもおすすめの食べ方となっています。また、三角あぶらあげで納豆をはさみ、そのまま焼いて食べるという方法もあります。アイデア次第で色々な楽しみ方ができるのが、三角あぶらあげの魅力の1つです。

三角あぶらあげがある宮城とはこんな県

宮城県は、南東北に位置する県の1つです。海や山などの自然が豊富で、おいしい食べ物には事欠きません。海産物では気仙沼のフカヒレ、松島の牡蠣が有名です。また、塩釜をはじめとした港町では、笹かまぼこなどの加工食品や取れたての鮮魚が人気です。農産物ではササニシキやひとめぼれが有名ですが、梨やイチゴなどの果物や長ナス漬け、仙台味噌などといったものも古くから人気があり、市民の生活に定着しています。

宮城県を代表する市といえば、政令指定都市でもある仙台市が有名です。仙台市は伊達政宗が作りあげた街で、市内のいたる所に政宗の影響が見られます。政宗は美食家としても有名であり、仙台市には数多くのおいしい食べ物があります。定義山の三角あぶらあげはその中の1つですが、定義山の近くにも朝ドラで有名になったウィスキーの蒸留所があり、試飲できるので人気です。仙台では政宗の頃から駄菓子が作られていて、仙台駄菓子として知られています。お菓子の名産品も多く、お土産の定番となっているものもあります。

宮城県を訪れるなら定義山にも寄ってみよう

宮城県を代表する観光地としては、松島が特に人気です。また、海産資源に恵まれた県なので、港町を訪れる観光客も数多くいます。こういった有名どころは楽しいものですが、定義山のような隠れた穴場を訪れ、名産品を楽しむのも良いでしょう。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 宮城県の『定義とうふ店』の厚揚げの特徴といえば?

A.三角形をしている