「栃木乳業」「針谷乳業」の２社が製造している栃木県ローカルの飲み物とは？

栃木県のご当地牛乳とも言われているソウルドリンクを紹介します。このドリンクは栃木乳業と針谷乳業の2社が製造しています。栃木県民にとってはなくてはならない地元の味であり、栃木土産としても人気が高い飲み物です。

栃木県民が大好き！懐かしさをドリンク

栃木県のご当地牛乳とも言われている飲み物、それは「レモン牛乳」です。レモン牛乳は、栃木県のお土産として人気が高い商品です。可愛らしいレトロなレモンが2つ描かれているインパクトのあるパッケージが特徴です。レモン牛乳という名前からして「レモン汁と牛乳を合わせた飲み物」を想像する人が多いでしょう。実際は、栃木産の牛乳に甘味料や香料、着色料などを加えたドリンクでレモン汁は入れられていないそうです。味はまろやかでどこか懐かしさを感じるという人も多く、ミルクと一緒に口に広がる甘酸っぱさと香りが人気の理由です。

一度製造が中止されたことがあるそうですが、レモン牛乳を飲みたいという声が多く、復活しました。そこからさらに人気に火がついて栃木県民のソウルドリンクと言われるようになり、現在では県外からの観光客にもお土産として好んで買われるようになったのです。あまりにもおいしいので類似品まで出てしまうという問題もありますが、それでもほかの商品とのコラボをするような高い人気を誇っています。一度飲むとクセになって何度も飲みたくなるという人もいるそうです。県外の人たちからも選ばれる、栃木県でナンバーワンのご当地ドリンクだといえるでしょう。

レモン牛乳は長い歴史と県民の希望で復活した

レモン牛乳は、栃木県の老舗生乳メーカーが販売していた「関東レモン牛乳」という商品が元になっています。第二次世界大戦後に作られた長い歴史のある乳製品で、先にも書いたように一度製造が中止されています。その理由は以前製造していたメーカーの廃業です。しかしその人気と県民からの後押しで栃木乳業が継ぐ形で復活したということです。製造方法までしっかりと受け継がれているので、以前のままのおいしさを味わうことが出来ると飲む人がどんどん増えて、現在の人気になったそうです。現在製造しているのは栃木乳業と針谷乳業の2社だけなので、類似品には気をつけましょう。

レモン牛乳を飲みたいけれど県外ではどこに売っているの？という方に朗報、栃木県のアンテナショップに売っているそうです。売上ナンバーワンの人気商品として、多くの人が購入しています。ほかに、製造元の栃木乳業または針谷乳業のホームページから通販で購入することも可能です。レモン牛乳を使った商品には、レモン牛乳のアイスや栃木限定でレモン牛乳カレーという商品もあります。ほかにも栃木ならではの商品もあるので、気になる人はアンテナショップやネット通販などで探してみるのもいいです。珍しいものを見つけられるかもしれません。

自然豊かで郷土料理もたくさんある

栃木県といえばレモン牛乳という人もいますが、佐野ラーメンやとて焼き、耳うどんといったご当地グルメも人気があります。ただ、栃木乳業と針谷乳業が製造しているレモン牛乳が一番という人は県民以外にもたくさんいるということです。郷土料理も豊富にあるので、一度食べてみるとまた食べたいと思えるものも多いといいます。自然が多いのでおいしい食べ物だけではなく、観光スポットも色々とあるのが特徴です。県民性は方言が少し強めなのでとっつきにくい、話しかけづらいという印象を持たれることが多いようです。しかし、一度親しくなってしまえばお人好しが発揮されて、相手のために尽くしてしまうほど友人や家族を大切にする傾向にあるということです。