「ふじのくにポーク」を使ったトンカツで作る、カレーレストラン『宝亭』のカツカレーは、何県の名物料理?

日本全国には、それぞれの地域を活かした特産品が豊富です。そして、それらをうまく活用した名物グルメというものも数多く編み出され、地元の人々に親しまれつつ地域おこしなどに広く活用されています。今回はブランド豚肉「ふじのくにポーク」を使ったグルメを紹介します。

高品質のブランド豚肉「ふじのくにポーク」

「ふじのくにポーク」とは、静岡県で生み出されたブランド豚肉です。静岡県中小家畜研究センターで研究と開発が進められ、メス系統の豚である繁殖性の高い「フジヨーク」とランドレースを交配した交雑種の豚を母として、肉質が良く、飼育しやすいと評判のある高品質の豚である「フジロック」を交配した結果誕生したオリジナルの豚肉といえます。静岡県の各地で独自の飼育方法を編み出しており、通年を通して出回る品質の良い豚肉として有名です。飼育はしやすいですが、その中でも生産者や販売者は特定されており、限られた高品質のものだけが「ふじのくにポーク」と名乗ることが許されます。

認定のステッカーが提供されており、「ふじのくにポーク」は、常に安心と安全の元提供されます。「ふじのくにポーク」全般に言えることですが、その肉質はしまりのある赤身に適度な霜降りがあり、柔らかくて風味が豊かです。ジューシーな味わいであるとともに、くさみがありません。冷蔵や加熱によって失われる肉汁が少ないという特徴があるため、加熱調理をしても、冷凍後の調理であってもジューシーさが損なわれないという魅力もあります。「ふじのくにポーク」と一口に言っても、細かく分ければ飼料等などのこだわりによって4つのブランドに分類されます。

「ふじのくにいきいきポーク」は、衛生管理が特別厳しい中で飼育されており、健康で肉質にムラがないことが特徴です。ジューシーで柔らかく、いい香りがします。「ふじのくに北浜ヘルシーポーク」は、適度な霜降りが特徴的で、柔らかくジューシー、口の中に広がる肉汁が特徴的です。「ふじのくにすそのポーク」は、肉の間に脂肪が入り、柔らかさとともに保水性に優れているため、調理してもおいしさが逃げません。「ふじのくに浜名湖育ち」は、コンテストにおいて味覚の部で第1位を獲得したほどです。

「ふじのくにポーク」を使ったグルメ

「ふじのくにポーク」は静岡県の名産品のひとつであり、静岡県内でも広く親しまれ、様々な飲食店やホテルなどにおいて活用されています。調理しても柔らかくジューシーな豚肉であることから、様々なメニューが生み出されており、どれも非常に魅力的です。薫り高いため、肉本来の味を楽しむことができる「しゃぶしゃぶ」や焼いてもジューシーな「焼肉」も魅力的ですが、B級グルメにも数えらえれ名物グルメのひとつとなっているものとしては「宝亭」のカツカレーがあげられます。宝亭とは、静岡県熱海市にある昭和22年創業の老舗洋食店です。地元で長く親しまれているこの店で編み出された「カツカレー」は、「ふじのくにポーク」を最大限に生かしています。

カレーには、「ふじのくにポーク」の骨をベースにしたスープを使用しており、その中でゆっくりと肉とたまねぎを煮込んでいるため、ドロッとした粘り気のあるものとなっています。スパイスは卸売店から直接仕入れた特別なものを独自に23種類配合しており、辛さやスパイシー感は控えめで食べはじめのうちはまろやかな味わいですが、後から奥深いスパイスの味がジワリと感じられる奥深い味です。香辛料の余韻が感じられるとともにどこか懐かしく感じられます。メインとなるカツは、薄い衣で丁寧に包み込みふわっと揚げています。

余計な脂身は省かれており、油切れもよく、サクサクとした口当たりで、まろやかな柔らかさを感じることができます。カレーソースとの相性も抜群で、「ふじのくにポーク」を贅沢に使った、食べ飽きることのない奥深い一品です。

「ふじのくにポーク」を使ったカツカレーは絶品

静岡県の名産品である「ふじのくにポーク」は、肉汁が豊富でやわらかなジューシーなブランド豚肉です。この「ふじのくにポーク」を使用した宝亭のカツカレーは名物となっており、奥深い味わいが魅力ておなっているので、静岡観光の際には食べてみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 「ふじのくにポーク」を使ったトンカツで作る、カレーレストラン『宝亭』のカツカレーといえば、どこの名物料理?

A.静岡県