茨城県の「スタミナラーメン」に入っている、スタミナが付く食材とは?

皆さん、茨城の有名な食べ物といえば何が頭に浮かびますか?茨城では、ご当地ラーメンが有名です。例えば、「水戸藩ラーメン」や「下館ラーメン」など種類が豊富にあります。今回は、その中でも茨城県を代表するスタミナラーメンについて紹介します。

年代問わず愛されるスタミナラーメン

茨城のソウルフードであるスタミナラーメンは昭和50年代水戸市、JR勝田駅周辺のラーメン店の店主である長井順一さんによって作られたことが始まりです。その後、長井さんは水戸市にてスタミナラーメン「松五郎」を開店。現在は、水戸市内に多数のスタミナラーメン店舗が展開されています。
冷水によってしめられた弾力があり噛み応えのある太麺に、多種多様な具材やとろみを含んだ甘辛醤油あんをたっぷりのせた、ボリューム感満点の一品です。キャベツ・かぼちゃ・ニンジン・ニラ、さらには、レバーなど栄養が豊富な緑黄色野菜や肉が含まれていて、栄養バランスが偏らず整っていることも特徴の一つです。

また、冷やしメニューが存在していて、どんな季節でもその栄養満点でボリューミーな一品を食べることができるので、年代や性別を問わず人気が出ています。

水戸ってどんな場所?

スタミナラーメン発祥の地である水戸市は、茨城県中部の県央地域に位置する町です。商業都市であり、サービス産業や卸・小売業・飲食業などの第三次産業が大半を占めています。有名な和菓子メーカーである「亀印製菓」の本社は、水戸です。
露地で栽培されたことにより、色鮮やかで葉幅が広く肉厚なニラ。有機質肥料を使用している畑から収穫される栄養価の高い高品質なカボチャ。これらのスタミナラーメンの具材として用いられる野菜は、水戸市で収穫されている農産物でもあります。

水戸市には、たくさんの観光スポットがあります。例えば、日本三名園の一つ「偕楽園」。1842年に水戸藩主である徳川斉昭によって造園された名園です。園内には、約100品種、3000本の梅が植えられています。四季折々の見所があり、春には桜、初夏にはツツジ、真夏には緑鮮やかな孟宗林、秋には可憐な萩の花やモミジを見ることが可能です。

徳川家が主な拠点として治めていたことでも有名な水戸市。そのため偕楽園の近くの場所に、水戸徳川家13代当主が、伝来の大名道具や古文書類を寄贈して設立した公益財団法人「徳川ミュージアム」が設立されています。徳川ミュージアムでは、徳川家康公の遺品を中心に家康公の子である初代頼房公、2代光圀公ら歴代藩主やその家族の遺愛の至宝約3万点が蔵書されており、敷地内には、全国から集められた古文書類約3万点が展示されています。

おすすめのスタミナラーメン店

茨城県には多数のスタミナラーメン店舗があります。その中でも「大進」と「松五郎」は特に人気が高いです。
「大進」は、レバーが具でおなじみのスタミナラーメンも当然ありますが、その他に目玉食品である「焼肉ラーメン」という食品があります。焼肉ラーメンは、レバーの代わりに豚ももの焼肉スタミナあんをかけた一品で、もちもちした触感が癖になります。また、最寄りの駅の勝田駅から徒歩3分の位置にあり、交通アクセスが良好です。

スタミナラーメンの総本山と呼ばれている「松五郎」は地元の人では、知らない人はいないといわれているほど知名度が高く人気があります。ここの店のスタミナラーメンの最大の特徴はやはりレバー・カボチャ・キャベツ・ニラなど大量の具材を用いたボリューム満点なところです。また、特製のとろとろ甘辛醤油あんのピリッとした辛さも麺に絶妙にマッチしています。

茨城県に足を運ぶ機会があればぜひレバー入りスタミナラーメンを食べてみてください!

茨城県には地元のソウルフードであるレバー入りスタミナラーメンの他にも多くの特産物、「偕楽園」や「徳川ミュージアム」など多数の観光スポットがあります。もし、茨城に足を運ぶ機会があれば茨城の特産物を食べてたり、観光名所に立ち寄ってみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 茨城県の「スタミナラーメン」に入っている、スタミナが付く食材は?

A.レバー

Q. 茨城県水戸市にある、ある歴史上の人物にちなんだ博物館は?

A. 徳川ミュージアム