今回は青森県の名産品「つがるロマン」をご紹介します。青森県が誇る農作物や魚介類との相性が抜群で、素材を引き出した料理にベストマッチな「つがるロマン」、いったいどんな名産品なのでしょうか?
青森を代表するブランドに成長した「つがるロマン」
つがるロマンは、青森県内限定でつくられているコメです。産地は2つのエリアがあり、青森中央部と中弘南黒部に分かれています。近年、青天の霹靂という県内ブランド米が登場し、青森県米では初の特A評価を獲得することができたと話題になりました。しかし、つがるロマンの食味評価もAをキープしており、何よりスーパーブランドよりも手ごろな価格で購入できます。誕生したのは2009年という比較的新しいブランド米でありながら、すでに青森県人の肥えた味覚を納得させているのですから、その実力は折り紙つきです。毎日食べても飽きることがない、庶民の食卓には欠かせない味の主役です。
というのも、つがるロマンが作づけされている地域では、西に津軽富士と呼ばれる岩木山、東には八甲田山を眺めることができます。盆地になっているため、この山々が蓄えた雪解け水がたっぷりと流れこむのです。ミネラル分が豊富であることから、良質なつがるロマンがすくすくと育つというわけです。
つがるロマンを生んだのは厳しい環境だった
青森県は全国でも指折りの寒冷地であり、豪雪地でもあります。とくに太平洋側に吹くヤマセは、かつて、けがじを引き起こす風として恐れられてきました。けがじとは飢饉のことです。堆肥に恵まれず、品種改良の技術レベルが低かったころは、いまの豊かな田園風景が信じられないような荒れた光景が広がっていました。そのため、津軽米は味より耐冷性がメインであり、収穫量を確保できるよう改良されたとしても、ブランド米として人気を得ることはできないと思われていたのです。そこに登場したのが、2大ブランドの血統を受け継ぐつがるロマンでした。
しかも、青森県は美味しいコメに合う素材に恵まれています。ゴボウやニンニクは全国1位の生産量を誇り、ホタテやイカ、サバといった海産物も全国に名を轟かせています。つがるロマン同様、清冽な雪解け水に育てられたリンゴのクオリティは説明が要らないほどです。いまでは世界中にファンがいて、輸出量も伸びています。
鮮やかな四季に彩られた青森県
青森県は積雪量が全国1位という雪どころであり、とくに八甲田山系の酸ヶ湯はよくニュースで流れるようになりました。ほかのエリアとは別格の積雪量を誇るため、全国の視聴者のなかには、青森県は雪に埋もれた県だと思っている人が多いかもしれません。しかし、青森県は美しく豊かな四季に恵まれています。春になれば瑞々しい山菜が姿を現わし、里では空をピンク色に染めるかのような桜が咲き誇ります。とくに弘前公園は有名で、天守閣がある高台まで足を運べば、ソメイヨシノや枝垂れ桜といった様々な種類の桜に囲まれながら岩木山を眺望できる大パノラマが待っています。
夏はねぷた祭りやねぶた祭りが開催され、なかには参加できる祭りもあるため、地元民はもちろん観光客にも大人気です。日本を代表する祭りが終われば、涼しい風が肌寒く感じられる秋はすぐそこです。澄み切った冷気のなかで育てられる紅葉は絶景のひと言です。燃えるような赤と輝きを増す黄金色が山肌をキャンバスにして色づくのです。冬は厳しい季節ですが、深々と降り続くパウダースノーは何もかも静かに覆い尽くします。窓の外には白銀の世界が待っているのです。閑寂の音に耳を澄ませてみれば、心までピュアホワイトに染まります。
豊かな風土が深い味わいを生み出している
澄み切った空気と清らかな雪解け水の恩恵を受け、つがるロマンは美味しく育ち、庶民の食卓を支えてきました。全国各地で毎年のように特Aブランドのコメが登場し、話題をさらうなか、飽きの来ない食味を武器にして根強いファンを獲得しています。
青森県「つがるロマン」のふるさと納税返礼品情報
お礼品の内容・特徴
山に囲まれた大鰐町は自然豊かで水も豊富で美味しいです。その美味しい水と寒暖の差がある地域だから米が美味しく育ちます。大鰐産の無洗米つがるろまんを是非ご賞味ください。
■内容量/原産地
大鰐産無洗米つがるろまん8kg(精白米)/大鰐町
■賞味期限
低温貯蔵米につき発送日より一か月。
■注意事項/その他
【さとふるからのワンポイント・アドバイス】
・美味しく召し上がっていただくため、到着後1ヶ月以内の消費をお勧めいたします。
・直射日光を避け、風通しがよい冷暗所で保管ください。
・品質に問題があった場合、お礼品到着後1週間を目処にサポートセンターまでご連絡ください。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 青森県の名産品「つがるロマン」といえば、どんなものの種類?
A.米