「よなよなエール」「僕ビール、君ビール。」などのユニークな名前のビールを見かけたことはありませんか?それらのビールを製造しているのがヤッホーブルーイングです。
そもそもクラフトビールってなに?
英語の「craft」は、技能、技巧、技術、わざ、手工業といった意味を持ちます。すなわち、クラフトビールとは直訳すると「職人技のビール」「手作りのビール」のことです。地ビールのことかな?と考える人もいるかもしれませんが、2003年以降から、「小さなビール醸造所で職人さんがが精魂込めて造っているビール」「ビール職人が手塩にかけて造っている個性的なビール」といった意味合いで用いられることが多くなってきています。ヤッホーブルーイングの醸造所は長野県佐久市小田井にあります。そこから、「日本のビール市場にバラエティを提供し新たなビール文化を届けたい」という挑戦が始まったのです。そして、クラフトビールメーカーとしては業界第一位の座に登りつめました。
どんなビールがあるの?
ヤッホーブルーイングでは、多種多様のビールを製造しています。主要商品としては、やはり「よなよなエール」でしょう。実った麦の上にぽっかりと浮かんだ半月の缶イラストが癒やしを与えてくれそうなアメリカンペールエールです。文字通り、夜な夜な飲みたくなってしまう飽きの来ない味わいです。クラフトビールの王道といってもいいでしょう。「インドの青鬼」は、アメリカンスタイル・インディア・ペールエールです。ホップの強烈な苦味と深いコクが特徴です。その苦みがクセになってしまったリピーターも大勢います。逆に、苦みが弱いビールがお好みの人には、「水曜日のネコ」がおすすめです。やわらかい風味とほのかな甘酸っぱさが女性に受けています。あまり、ビールは得意ではないという人もこのビールなら美味しく飲めるかもしれませんよ。
まだまだ個性的なビールがあります。「東京ブラック」は、なめらかな口当たりが自慢の黒ビールです。本場イギリスで飲むような新鮮なポーターを日本でも飲めるようにしたいという熱い想いから作られました。ココアのようなロースト香が特徴です。健康志向の人には、有機栽培されたモルトとホップだけを使用した「サンサンオーガニックビール」もあります。安心安全なビールですね。「僕ビール、君ビール。」という変わったネーミングのビールもあります。缶のカエルのイラストがとっても可愛らしいのです。新鮮なホップの香りがフワーッと広がるような心地よい口当たりのビールです。今までのビールの固定観念を覆す画期的なフレーバーは、多くのファンを獲得しています。
どこで買えるの?
ヤッホーブルーイングのクラフトビールは、長野県のスーパーや飲食店以外でも全国各地の大手スーパーなどで購入することができます。ほかに、公式オンラインショップや、通販サイトでも買えますよ。公式オンラインショップでは、限定品やギフト商品なども用意されています。クラフトビールを飲み比べできる「はじめてセット」が好評です。ビールを美味しく飲めるグラスや、オリジナルのポロシャツなども販売しています。どれもセンスが光る素敵なデザインなので、毎日の晩酌タイムが楽しくなりそうです。また、よなよなエール公式ビアレストランとして「YONA YONA BEER WORKS」を赤坂店など東京都内に8店舗展開しています。美味しいお料理や楽しいおしゃべりと一緒に味わうビールはまた格別ですね。随時イベントも開催されています。
クラフトビールでくつろぎタイムを演出
「ビールに味を!人生に幸せを!」がヤッホーブルーイングのキャッチフレーズです。クラフトビールには職人の思いがたくさん込められています。長野県の爽やかな風をうけて造られたビールを飲みながら、至福のひとときを堪能してくださいね。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 全国的に有名なクラフトビール「ヤッホーブルーイング」。どこの都道府県のビール?
A.長野県