イベリコ豚やあぐー豚、日本国内には異なる魅力を持つブランド豚が数多く存在します。その中でも注目を集めているのが岩手県の北上市郊外で生産されているブランド豚です。
豊かな自然に囲まれた環境と徹底された衛生管理の中で育つ
岩手県の「白ゆりポーク」は、北上市郊外で生産されている注目のブランド豚です。ストレスを感じない豊かな自然環境の中で育てられた白ゆりポークは、豚肉の旨味が最大限に引き出されています。白ゆりポークの飼育が行われている豚舎は、外部の菌が豚に接触しないように様々な工夫が行われていたり、安全性の高い飼料を使用していたりと衛生管理が徹底されているので、安心して食べる事が出来ます。
白ゆりポークの魅力と美味しい食べ方
ストレスのない環境で育てられた白ゆりポークは、きめ細かな肉質となっていて舌触りがなめらかで噛む度に程良い弾力を感じられるブランド豚です。豚肉が持つ旨味を最大限まで引き出しているので、炒めて塩コショウのみで食べるだけでもかなりの満足感が得られます。生産地の北上市内の精肉店や飲食店では、白ゆりポークをメインに二子芋や和賀のアスパラといった地元の名産品を使用した北上コロッケを販売しています。一方、家庭では普段の料理に使用するといったちょっと贅沢な使い方が人気となっています。
赤身と脂身のバランスが良いロースは、豚肉の部位の中でも、特にきめが細かく柔らかい肉質で旨味が強いという特徴があります。しゃぶしゃぶやトンカツ等の美味しい脂身を活かした料理に適していますが、ブロック肉として白ゆりポークを購入した場合にはチャーシューもオススメです。一方、胴体のあばら付近の赤身と脂肪が層になっていて三枚肉とも呼ばれるバラ肉は、濃厚な脂でコッテリとしたボリュームが魅力です。ガッツリと食べたい時の焼肉や中華料理に適した部位です。バラ肉を小さめに切り分けてチャーハンに入れてアクセントにしても美味しく食べられます。
お尻周辺のもも肉は、豚の部位の中では脂身が少なく高タンパクの低脂肪、さらにビタミンB1が多く含まれています。薄切りや角切り、切り身等の様々な形状で売られている事も特徴として挙げられます。脂身が少ない事からあっさりとしているので、ローストポークや野菜巻きに使用されています。
白ゆりポークだけじゃない岩手県の魅力
岩手県の南西部に位置している北上市内には、数多くの宿泊施設が点在しています。日帰り旅行ではなく、時間を気にせずゆっくりと過ごしたいという方にもピッタリな観光地となっています。日本トップクラスの積雪量で全14コース、ツリーラン9エリアという規模の大きなゲレンデがある夏油高原スキー場は、冬になると県内外から数多くの人が訪れています。また、スキー場には夏油高原温泉が併設されていて、スキー・スノーボードで冷えた体を芯から温められます。ウィンタースポーツと一緒に温泉旅行気分も味わえるといった魅力があります。さらに、日本さくら名所100選に選ばれている北上市立公園や国の史跡・重要文化財の極楽寺等、訪れる季節によって違った自然の良さを発見出来る観光スポットも人気となっています。
また、岩手県には、花巻温泉郷や桜地人館といった観光名所やユネスコ無形文化遺産に登録されている早池峰神楽が催されている花巻市、4つの県にまたがる栗駒国定公園や国内最大級のロックフィルダムの胆沢ダムがある奥州市といった全国的にも人気の高い観光スポットもあります。地域によって異なる魅力があるので、何度訪れても飽きる事はありません。
美味しい名産品と豊かな自然が魅力の岩手県
豚肉特有の旨味が体感出来ると聞くと、白ゆりポークを食べてみたくなりますよね。白ゆりポークを食べると共に、白ゆりポークが生まれ育った岩手県の豊富な自然を見に行ったり、近くにある観光スポットを見て回る旅行プランが人気となっています。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 全国的に有名な、岩手県のブランド豚の名前は?
A.白ゆりポーク