回転寿司チェーンの『スシロー』の本社がある都道府県は?

国内には多数の有名企業がありますが、それらの本社がある地域は、その企業と強く結びついて地域をアピールしていることも多いです。今回は日本の有名企業のひとつ「スシロー」を紹介します。

「スシロー」の歴史

「スシロー」とは、回転寿司の店舗を展開しているチェーン店のことです。日本には、回転寿司店がいくつか存在していますが、その中でもトップ3に入るほどの規模であり、回転寿司業界をけん引する存在でもあります。チェーン展開しているのは、株式会社あきんどスシローであり、本社は大阪府の吹田市にあり、設立された場所も大阪府です。かつては、大阪回転寿司・あきんどのブランドを有して活動していたこともありました。回転寿司店として全国的に展開し、大阪府以外の全国、そして海外でも人気が広がりつつあります。

「スシロー」を展開している、株式会社あきんどスシローは、創業者である清水義雄が1975年に大阪市に鯛すしを設立したことが始まりです。その後、1984年に清水義雄とその弟である豊がそれぞれ別会社として株式会社すし太郎を設立しました。しかし、この会社名は別会社の社名と酷似しているということで訴訟を起こされて、「すし郎」へと改名したことから、社名が株式会社あきんどスシローへと変わっていくきっかけとなっています。1996年には100円均一の店舗へと変わっており、1999年には兄弟それぞれの会社が合併しました。

2000年には、株式会社あきんどスシローへと正式に改名しています。このころの名残で、兵庫地区ではスシロー、大阪市の北ではすし太郎、大阪市の南ではあきんどという店名が多く存在していました。2001年ごろからは関東へと進出しだして、全国展開へと進むこととなりました。株式会社あきんどスシローでは、回転寿司店のチェーン展開ばかりではなく、回転寿司の技術の向上にも力を入れています。世界初となる回転すしの総合管理システムを開発するなど、回転寿司の業界を発展させる存在です。その後、会社の規模を徐々に拡大していき、2011年には韓国で初の海外支店を開きました。

「スシロー」の魅力

「スシロー」の魅力は、もちろん回転寿司店として提供されているメニューの豊かさとおいしさです。「スシロー」では、企業理念として「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」というものを掲げています。メニューのおいしさにこだわることもさることながら、新鮮でおいしい寿司を提供するためにできることのすべてに力を注いでいる企業です。掃除も接客にもきめ細やかに丁寧にこだわっています。また、「この価格でこんなにおいしいのか」という点にも力を入れています。以前は価格が皿ごとによって異なっていましたが、全店舗一皿108円の均一価格で統一されている状態です。

「スシロー」では、メニューに対して強いこだわりがあります。魚は厳しく仕入れ、鮮度を徹底的に管理し、手間をかけて店内調理をすることが徹底されている点が特徴です。こだわって仕入れた魚を、鮮度にこだわって店内で皮引き、調理しています。お米も田んぼからこだわって、店内で炊き上げています。また、回転寿司店として60種類程度揃えており、豊富である以上に寿司メニュー以外も充実しています。うどんやみそ汁、各種のサラダなどのサイドメニューにもこだわり、そちらを目的として店舗を訪れる人もいるほどです。通常メニューに加えて、季節限定のネタもあり、常に話題に事欠きません。

回転寿司店でも定番メニューとなっているエビとアボカドの寿司は、「スシロー」が開発したものであり、数々の画期的なメニューが生み出されることも魅力です。

いつでもおいしい「スシロー」

日本全国でチェーン店を展開しており、回転寿司業界でもトップ3に入る回転寿司店である「スシロー」は、大阪府に本社を置く、大阪発祥の企業です。常に新鮮でおいしい寿司と様々なサイドメニューを気軽に楽しんでください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 回転寿司チェーンの『スシロー』を展開する『あきんどスシロー』の本社があるのは?

A.大阪