絶品ご当地グルメ!新潟県名物のカツ丼とは?

新潟県の名物のカツ丼をご存知ですか?地元民はもちろん、県外の人にも人気のご当地グルメです。新潟県を訪れたら必食のこのカツ丼について、特徴や食べられる場所などの情報をまとめました。

昭和初期の新潟市内で発祥

新潟県の絶品ご当地グルメ、その名を「たれカツ丼」といいます。昭和初期の新潟市内で発祥したもので、長い歴史をもっています。当時、新潟市内の中心部には堀があり、その堀のほとりに店を出していた屋台が、玉子でとじないカツ丼を提供していたことが、今日のたれカツ丼の原型となっています。TV番組などメディアに取り上げられることも多く、現在では新潟のご当地グルメとして全国的に知られるところとなりました。少し小ぶりなサイズのカツにあまじょっぱいたれを染み込ませて、白いご飯の上にのせた丼の中身は一見非常にシンプルです。

しかし、サクサクのカツとタレの味わいが絶妙に絡み合い、そしてご飯との相性も抜群に良く、揚げ物ながらあっさりしているため、ペロリと食べられてしまう軽さとやみつき感があります。カツ丼と言うと玉子とじのタイプをイメージをする人が多いかもしれませんが、新潟でカツ丼と言えばオーソドックスなのはこちらのたれカツタイプです。なお、ソースカツ丼とは異なり、出汁や甘みのきいたしょう油ベースのたれを使用しているところがポイントです。1度食べたらまた食べたくなる、癖になる美味しさが大きな特徴です。

たれカツ丼はどこで食べられる?

新潟県の人気ご当地グルメであるたれカツ丼は、新潟市だけでなく、村上市、阿賀野市、五泉市など、県内さまざまなエリアの飲食店で食べることができます。カツの枚数もメニューによって異なり、多いものでは7枚のカツがのった丼もあります。また、枚数を控えめにしたミニサイズなどもあるため、少食な人も自分に合った量で楽しめます。

なお、カツ自体のサイズも店舗によってそれぞれです。たれカツ丼にラーメンなどがセットになり、さらにボリューム満点になったメニューなどもあり、バリエーションがとても豊富です。いろいろな店舗を食べ比べして、自分のお気に入りのたれカツ丼を探してみるのも楽しそうですね。駅の周辺や空港などにもたれカツ丼を食べられるお店があるので、移動の合間のちょっとした時間に立ち寄ることも可能です。価格は軒並み1,000円以下で、カツ丼としては非常にリーズナブルなところもうれしいポイントです。

新潟県新潟市の地域情報・アクセス

たれカツ丼発祥の地である新潟県新潟市は、新潟県の県庁所在地であり、また、本州の日本海側の都市でただ1つの政令指定都市でもあります。新潟港は幕末の外交によって開かれた開港五港の1つに数えられており、古くから現在にいたるまで、日本海側の要所として大きな役割をになっています。大型商業施設のほか、美術館や史料館といった文化施設、スタジアムなど、さまざまなスポットがあり、幅広い楽しみ方ができるエリアです。

新潟市にアクセスするには、車のほか、鉄道や飛行機、バス、船などの交通手段があります。新潟駅は在来線のほか、上越新幹線の停車駅でもあるため、遠方からのアクセスにも便利です。新潟空港は国内だけでなく、海外の各都市をつなぐ便も充実しています。高速バスは近隣県のほか、関東や関西方面からの路線も豊富です。また、新潟港はフェリーの発着地であり、利用すると北海道や日本海側の都市からリーズナブルに移動が可能です。アクセスのバリエーションが多数あり、状況に応じて最適な交通手段を選べるところが大きな特徴です。

新潟県のご当地グルメならたれカツ丼は外せない!

新潟県にご当地グルメは数多くありますが、たれカツ丼は外せない名物です。全国的に見てちょっと珍しいカツ丼、実際に食べてみたいと思いませんか?ぜひ新潟市を訪れたら、本場ならではの味を楽しんでみてください。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 新潟県のご当地グルメ「○○カツ丼」。○○に入るのは?

A.たれ

Q. 次の日本海に面した4県の市うち、政令指定都市に指定されているのは?

A.新潟県新潟市