芸能人にもファンが多いことで知られる「揚子江ラーメン」は、大阪梅田で長く親しまれている人気のラーメン店です。大阪では知らない人がいない、といっても過言ではないでしょう。ここでは、そんな揚子江ラーメンの魅力について、たっぷりとご紹介します。
50年以上も続く老舗のラーメン店
大阪府といえば、食い倒れの街としても有名ですよね。揚子江ラーメンは、そんな大阪の梅田で50年以上も営業している老舗のラーメン店です。「揚子江ラーメン名門」や「揚子江ラーメン林記」といった系列店も複数展開していますが、「揚子江ラーメン総本店」が元祖になります。揚子江ラーメン総本店は1964年に創業しましたが、2012年に移転してリニューアルオープンしました。梅田駅からは徒歩約3分という、便利な立地です。ちなみに系列店も、梅田駅から徒歩圏内の場所に店舗を構えています。
総本店でも系列店でも、看板メニューの揚子江ラーメンを提供しています。店舗によってトッピングが若干異なるケースもみられるようですが、基本的には同じ揚子江ラーメンです。ただし、サービス内容やメニューなどは異なりますので、総本店と系列店をそれぞれ訪れてみて違いを楽しむこともできるでしょう。また、お土産用の揚子江ラーメンも販売されています。2食分のスープと麺がセットになっており、揚子江ラーメンを家庭でも手軽に味わうことができるのです。
人気の理由は透明なスープ
揚子江ラーメンのスープは透き通っています。あまりにもクリアなスープに、これはラーメンなのだろうかと驚く人も少なくないようです。そんな揚子江ラーメンのスープとは、いったいどんな味がするのでしょうか。飲み干せるという人もいるほど、あっさりとした優しい塩味です。鶏ガラをメインに使用しており、そこに豚骨も加えられているため、上品でコクのある仕上がりになっています。揚子江ラーメンのシンプルながらも奥深い味は、大阪府民だけでなく、県外から訪れる人々も魅了しています。
揚子江ラーメンには、細めのストレート麺が採用されています。つるつるとして喉越しがよく、 あっさりとした塩味のスープにもよくからむからです。店舗にもよりますが、硬め・柔らかめなど麺の硬さを指定することもできます。後味がさっぱりしていてつるっと食べられる揚子江ラーメンは、お酒を飲んだ後のシメとしても好まれています。もちろん、昼食などの食事としてもおすすめです。
トッピングに春菊?
揚子江ラーメンのトッピングは、チャーシュー・もやし・ネギ・春菊(水菜)が基本です。ラーメンに春菊をのせるのは、あまり一般的ではありませんよね。しかし、「揚子江ラーメンといえば春菊」といわれるほど、特に常連客の間では春菊が定番となっているのです。ただし場合によっては、春菊ではなく水菜など他の青菜に変わることもあります。春菊がのった揚子江ラーメンを食べたいのであれば、事前に確認しておいたほうがよいでしょう。
チャーシューは、それぞれの店舗ごとに秘伝のタレで作られているそうです。そのため、店舗によって若干違いはありますが、比較的あっさりした味付けでスープを邪魔することはありません。そして、もやしの食感はいいアクセントになっています。また、店内のテーブルには、揚げ玉ねぎの瓶が置いてあります。これは無料のトッピングなので、自由に使ってよいものです。まずは、そのままの揚子江ラーメンの味を楽しんで、途中から揚げ玉ねぎを入れて味を変化させることができます。シンプルなスープが大きく様変わりし、また違った味わいを楽しめます。
揚子江ラーメンを食べに大阪梅田へ!
食い倒れの街・大阪府には、お好み焼きやタコ焼き、串カツなど、絶品グルメが目白押しですよね。揚子江ラーメンは、そんな食の激戦区で長年愛されている人気ラーメンです。あっさり塩味の透明スープをぜひ味わってみてください。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 大阪市の人気ラーメン店『揚子江ラーメン』のスープは?
A. 塩