新潟県のB級グルメとして人気の焼きそばをご紹介します。 上越三大焼きそばの1つとしても有名な焼きそばです。いったいどんな焼きそばなのでしょうか。
新潟県の食材を生かした海鮮焼きそば
謙信公義の塩ホワイト焼きそばは、新潟県のB級グルメとして知られていて、糸魚川ブラック焼きそば・妙高赤倉温泉レッド焼きそばと並ぶ、上越三大焼きそばの1つとしても有名です。「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」と名乗る焼きそばには、新潟産のコシヒカリ米粉30パーセント入りの麺を使うこと・新潟県の食材を生かした海鮮焼きそばであること・新潟の雪をイメージした白色ベースにすることという3つの約束があります。
3つ目の特徴である、新潟の雪をイメージするために、謙信公義の塩ホワイト焼きそばを提供している多くのお店では、焼きそばの上にホワイトソースをかけていることが多いようです。焼きそばといえばソース味や塩味のものが多いので、県外から来た人に珍しがられることも多くあります。イタリアン風やフレンチ風の味付けのものがあるなど、味付けに関してもお店ごとによってさまざまな特徴があるので、食べ比べてみるのもおもしろいかもしれません。
もともと、この謙信公義の塩ホワイト焼きそばは、地産地消や米粉を使って新潟県の活性化につながるようにと開発された食べ物でした。ホワイトソースがかかっている、これまでにない珍しい焼きそばであることから、徐々に知名度も上がり、新潟県のB級グルメとして多くの人に注目されるようになったのです。ホワイト焼きそば推進委員会という委員会も作られ、新潟県内の10店舗で提供されています。
残り2つの上越三大焼きそば
ちなみに、上越三大焼きそばの残り2つもそれぞれ特徴があります。糸魚川ブラック焼きそばは、糸魚川ならではの食材を使い、まちおこしをするために考えられたものです。ブラックという名前がついているように、焼きそばにはイカ墨が使用されているため、麺が黒くなっているのが特徴となります。一方の妙高赤倉温泉レッド焼きそばは、パプリカやトマトといった高原野菜が生地に練り込まれているので、麺が赤色なのが特徴です。一見すると唐辛子が練り込まれているような色ですが、唐辛子は入っていません。麺は、米粉を使って作られています。麺の上には、温泉玉子が乗せられていて、麺と絡めて食べるのもオススメだそうです。
新潟県について知ろう
謙信公義の塩ホワイト焼きそばが、新潟県の雪をイメージして白色ベースで作られていることからも分かるように、新潟県は本州の日本側に位置し、冬になると豪雪地域と化します。しかし、日本海の暖流の影響を受けるため、冬の気温は高く、朝晩の冷え込みは激しくありません。一方、夏は気温が高くなり、湿度も高くなる傾向があるので、蒸し暑い日が多くあるようです。新潟県は、日本のフリスビードッグ発祥の地や日本スキー発祥の地に加え、ワイン発祥の地としても知られるなど、あらゆるものの発祥の地としても有名です。
経済産業大臣指定伝統的工芸品も数多くあり、世界に誇れる日本の伝統工芸品が新潟県で誕生していることが分かります。また、新潟県には、佐渡金山や日本三大花火大会の1つとして数えられている長岡まつりがあることからも、毎年多くの観光客が訪れる地域となっているのです。謙信公義の塩ホワイト焼きそばにも入っているコシヒカリが有名ですが、お米の産地としても支持されている地域となっています。
謙信公義の塩ホワイト焼きそばを食べに行こう
ホワイトソースがかかった焼きそばは、普段なかなか食べる機会がないかもしれません。そんな珍しい謙信公義の塩ホワイト焼きそばですが、新潟県に遊びに行った際には、是非堪能してみてください。お店によって味も違うので、食べ比べもしてみましょう。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 新潟県のB級グルメ「謙信公義の塩○○焼きそば」。○○に入るのは?
A.ホワイト
Q. 新潟県の「謙信公義の塩ホワイト焼きそば」で、麺に必ず配合されていなければならない上越市のお米といえば?
A.コシヒカリ