宮城県仙台市に店を構える「ほそやのサンド」は、老若男女を問わず、幅広い年代の方から人気を得ています。今回は、ほそやのサンドの歴史や定番メニューの美味しさの秘密をご紹介します。
ほそやのサンドの歴史とこだわり
日本のハンバーガーの発祥には諸説ありますが、有力となっているのが宮城県仙台市にある「ほそやのサンド」です。創業者の細谷正志さんが当時働いていた山形県の進駐軍で食べたハンバーガーに感銘を受けた事がお店を始めるきっかけと言われています。開業が1950年という古い歴史がある老舗店で、現在も定番メニューのハンバーガーや濃厚なチーズがかかったチーズバーガーを食べるために県外から訪れる人も多くいます。
ほそやのサンドのハンバーガーは「本当のハンバーガーは、牛100%じゃないとダメだ」という細谷正志さんのこだわりを引き継いでいて、現在も宮城県産の牛肉100%を使用した満足度の高いパティが挟まれています。また、バンズにもこだわっており、お店の味に合わせた少し甘いバンズを地元メーカーに特注で作ってもらっています。さらに、ハンバーガーに使用するソースも自家製で、一般的なハンバーガーチェーン店では味わえない牛肉の旨味を引き立たせるソースは絶品です。パティ・バンズ・自家製ソースの絶妙なバランスは一度食べるとクセになる美味しさとなっています。
定番メニューのハンバーガー以外のメニューも豊富です。店内の商品ケースで販売しているボンレスハムやソーセージを使ったサンドイッチやホットドッグ、ハンバーガー同様にこだわった具材が使用されているミートソーススパゲティ等があるので飽きを感じる事はありません。また、ハンバーガーによく合うサイドメニューも用意しているので、様々な料理を自分好みに組み合わせて楽しめます。
出来たてのハンバーガーをお店でもゆっくり食べられますが、ほそやのサンドではテイクアウトにも対応しています。店名が印字された茶色の可愛らしい紙袋を近くの匂当台公園や仙台市錦町公園まで持って行って屋外で食べるのも人気です。また、レギュラーサイズでは満足出来ない、もっと食べたいという人向けのジャンボサイズも用意しています。
観光スポットとしても人気のほそやのサンド
ほそやのサンドは、日本で初めてお店で提供されたハンバーガーが食べられるという理由から仙台旅行の観光スポットの定番となっています。仙台市青葉区国分町といった立地と交通アクセスの良さから気軽に訪れる事が出来ます。ほそやのサンドに訪れた際には、懐かしい気分を楽しめる店内の内装は必見です。テイクアウトでハンバーガーを購入する場合でも、レンガ造りのレトロでオシャレな雰囲気の店構えや店頭に置かれている看板マスコット「ダンディー君」の存在感に注目してみてください。
仙台市青葉区は観光スポットが豊富
ほそやのサンドの店舗がある仙台市青葉区は数多くの観光スポットがあり、ホテルや旅館といった宿泊施設が充実しているので宿泊旅行にも適しています。戦国武将・伊達政宗が建てた事で知られる青葉城址や地元の歴史が学べる仙台市博物館等、地元の歴史や文化を学べる施設があります。国宝に指定されている社殿やどんと祭が催されている大崎八幡宮も人気の観光スポットとなっています。さらに、広瀬川に面した場所には作並温泉という温泉街があり、日帰り入浴施設やスタンプを集めながら観光が楽しめる温泉散策ガイド「作並温泉ぽかぽか湯めぐり歩き」を用意しています。魅力的な観光スポットが揃っているので、訪れる度に違った仙台の良さが体感出来ます。
ほそやのサンドのハンバーガーを食べるついでに仙台観光も楽しもう
日本で最も古いハンバーガーと聞いたら、一度は食べてみたくなりますよね。ほそやのサンドはテイクアウトも出来るので、絶品のハンバーガーを持って仙台市内に点在している観光スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 宮城県にある『ほそやのサンド』が日本で初めて売り出したという説がある、現在ではポピュラーな食べ物は?
A.ハンバーガー