神奈川県の県の花にちなむ、神奈川特産の豚肉ブランドとは？

神奈川県が誇るブランド豚をご存知ですか？神奈川県の花に指定されている花の名前がついた豚肉です。そんな花の名前を冠したブランド豚とは、一体どんな豚肉なのか、その魅力に迫ってみます。

厳選されたブランド肉

神奈川県には、約60戸の養豚農家があります。やまゆりポークは、その中でも選び抜かれた9戸の養豚農家でしか生産されていないブランド豚です。研究に研究を重ね、たどりついたこだわりの品種と飼料によって生産された豚肉の中から、さらに厳選して選び抜かれた豚肉だけが、やまゆりポークと呼ばれています。
厳格な衛星管理のもと、のびのびと大切に育てられた豚は、甘みとうま味のある脂肪が特徴的で、その秘密は大麦を多く配合させた飼料を食べさせて育てていることにあります。この、こだわりの飼料を食べさせることによって脂肪の質を高め、真っ白で美しい脂身ができているのです。その真っ白な脂肪は、まるで県の花であるやまゆりのようだと例えられて、やまゆりポークと名付けられました。

もちろん、赤身にもうま味が凝縮されており、肉質はとてもジューシーで、大変おいしい豚肉なのです。
限られた養豚農家でしか生産されないやまゆりポーク。その生産者たちは、決して現状の評価に満足することなく、さらにおいしいやまゆりポークを生み出すために、今日も研究を重ねています。今も進化を続けるやまゆりポーク、今後も目が離せません。

やまゆりポークの栄養・脂身について

普段の食卓にも馴染み深い食材でもある豚肉。豚肉には、たんぱく質とビタミンB1が多く含まれています。特に、ビタミンB1については、牛肉や鶏肉よりもはるかに多く含まれており、疲労回復効果が期待できる食材です。もちろん、やまゆりポークにもたくさん含まれていますよ。
そして、やまゆりポークの特徴はなんといっても脂身のおいしさにあります。しかし、お肉の脂身が苦手…という方がいるのも事実。とんかつを食べるにしても、脂身だけは残してしまうという方も多いのではないでしょうか。でも、脂身のおいしさにこだわって生産されたやまゆりポーク。残してしまうのはやはり、とってももったいないことなのです。

やまゆりポークの魅力を伝える、『JA全農かながわ』のホームページでは、やまゆりポークを使ったおいしいレシピの紹介もされています。生産者こだわりのおいしさを存分に楽しめるレシピが満載です。生産者の想いを、ぜひありがたく頂きましょう。

やまゆりポークが食べられるお店を探そう

神奈川県が誇るブランド豚、やまゆりポーク。神奈川観光の際には、ぜひ一度食べてみたいと思いませんか？しかし、ブランド肉というと、高級なイメージがあり、ちょっと敷居の高いお店に行かないと食べられないのでは？と、心配される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、嬉しいことに神奈川県には、やまゆりポークを気軽に食べることができるレストランなどがたくさんあるんです。なんと、神奈川県内のパーキングエリアでは、やまゆりポークを使ったとんかつや豚丼を食べることができるスポットもあるようです。パーキングエリアで食べられるなんて、気軽に行けてとっても嬉しいですね。

グルメサイトなどで、『神奈川県やまゆりポークおすすめ店』などで検索してみてください。おいしいお肉を食べた思い出は、きっと忘れられない旅行の思い出になることでしょう。大切に大切に育てられた、選び抜かれたお肉だということを知った上で食べると、よりおいしさを感じられるかもしれませんね。