ラーメンチェーン「スガキヤ」のユニークな食器を知ってる？

愛知県民に愛されているラーメンチェーン店スガキヤでは、ラーメンを注文すると特徴的な食器が出てきます。その食器とはどのようなものなのでしょうか？今回は愛知県民に愛されているスガキヤと、その食器について調べてみました。

スガキヤってどんな店？

スガキヤは、愛知県を中心として静岡県から兵庫県まで出店しているラーメンチェーン店です。特に東海地方のショッピングモールなどには、必ずと言っていいほど出店されています。低価格でラーメンを食べることができるため、小さな子供からお年寄りにまで親しまれています。スガキヤの大人気メニューは、豚骨ラーメンです。また、ラーメンとセットでも単品でも楽しめるソフトクリームなどのデザートも人気です。ラーメンとデザートをセットにしても500円以下で食事をすることができます。そんなスガキヤのラーメンの魅力は、スープの美味しさにあります。昆布などの魚介からとったダシと、豚骨スープを混ぜて使用しています。

ラーメンチェーン店スガキヤを展開するのは、愛知県名古屋市に本社を置く寿がきや食品株式会社です。創業は1946年の老舗の食品メーカーです。各種ラーメンの他に、鍋スープやだしつゆ、味噌煮込みうどんなど多くの商品が販売されています。県内のスーパーには寿がきやが手掛ける多くの食品が販売されているため、自宅でも手軽にスガキヤの味を楽しむことができます。寿がきやの商品のパッケージやロゴにも登場するマスコットキャラクターは、スーちゃんという女の子です。赤と白の水玉の衣装と、立ち上がったおさげがトレードマークの、愛知県民には親しみのあるキャラクターです。

スガキヤでお馴染みのラーメンフォークとは？

スガキヤに通い慣れた人ならば誰でも知っているのがラーメンフォークです。ラーメンフォークは、スプーンの先が割れたような形状をしています。スープを飲むためのスプーンと、ラーメンを食べるためのフォークが合体した形というと分かりやすいかもしれません。ラーメンフォークは当初、環境保護と経費削減を目的として作られました。制作にあたったのは、ノリタケです。ラーメンフォークは1本でスープも麺も食べることができる非常に便利なアイテムです。そのためスガキヤの愛用者は、箸を使用せずにこのラーメンフォークのみを使うのが定番となっています。

シンプルでありながら、機能性が追求された商品であるラーメンフォークは、MoMA（ニューヨーク近代美術館）のミュージアムショップで販売されていることでも有名です。日本では、東京の渋谷にあるMoMAのデザインストアで取り扱っています。東京まで買いに行くのはちょっと、という方はアマゾンでも購入することが可能です。ラーメンフォークは、自宅でラーメン以外の料理を食べる時に使用しても便利なため、あまり馴染みのない人にプレゼントしてみるのもおすすめです。

スガキヤの本社がある愛知県ってどんなところ？

愛知県は、名古屋城や東山動植物園、名古屋港水族館などの人気観光スポットを多数有する県です。地下鉄、バス、新幹線、空港など交通網も発達しているため、県内どこに移動するにも便利です。野球のイチローさんやフィギュアスケートの浅田真央さんなどの世界レベルのアスリートも多く輩出しています。愛知県には、スガキヤのラーメンの他に、味噌カツやひつまぶし、味噌煮込みうどんなどの名物グルメが多数あります。特にあんかけスパや手羽先などは、他県ではなかなか味わえないため、多くの観光客が一度は食べる人気のメニューです。それらのグルメを味わうために名古屋を訪れる人も少なくはありません。