大阪の土産で人気がある「青木松風庵」の商品「○化粧」、○には何が入るかご存じですか。この名前は、満月のような形と色から名付けられたものだそうでう。今回はそのスイーツついてご紹介します。
「青木松風庵」の名物スイーツ
そのスイーツは「月化粧」といいます。「月化粧」は、大阪府で人気がある土産の一つです。「青木松風庵」が販売しているもので、ミルク餡が入ったお饅頭を指します。見た目が満月に似ていることから、「月化粧」と名付けられました。月化粧の特徴は、自家製のミルク餡を使っていることです。しっかりとした温度管理を行い、皮がパサつかない工夫もしています。そして、じっくりと焼き、とろける食感を実現しているのです。一般的に月化粧はミルク饅頭の商品を指しますが、「月化粧生サブレ」としてサブレの洋菓子も販売されています。月化粧は「大阪マラソン」の給食として配られたことや「青木松風庵月化粧基金」をしていることから、大阪市民に愛されているお菓子です。月化粧基金では、1個販売につき1円を寄付し、環境保全のために使用されています。
青木松風庵では、自家製の餡を作っています。白餡には、北海道産の白インゲン豆と白金時豆・岡山県産の白小豆を使っていることが特徴です。月化粧には、厳選した豆だけでなく、品質にこだわった牛乳とバター・練乳なども入っています。特に味の決め手になる練乳をたくさん入れて、滑らかに仕上げているのです。こだわりの餡を柔らかい皮で包み、キツネ色になるまでじっくりと焼き上げています。また、安心で安全なお菓子を提供するため、製造部に品質管理室があることも特徴です。官能検査や細菌検査を毎日実施し、厳しい品質管理を徹底しています。特に、賞味期限などは検査実施後の科学的根拠に基づいているため、安心して食べられるでしょう。
月化粧を製造する工場では、「ISO22000」を取得しています。これは、食品衛生管理手法のもと、消費者が安心できる食品提供を可能にしている「食品安全マネジメントシステム」の国際規格です。つまり、「ISO22000」を取得している工場で製造された月化粧は、信頼性があるお菓子と評価されています。
たくさんの賞を受賞している!
月化粧は2010年に販売が開始されました。日本茶だけでなく、牛乳や紅茶・コーヒーとも合うため、さまざまな世代から支持されています。2011年~2013年は、3年連続「モンド・セレクション」の「金賞」を受賞しました。また、2014年~2018年は、5年連続で「モンド・セレクション」の「最高金賞」を受賞しています。この賞を受賞するのは、原材料や衛生管理・包装技術やデザイン・味などにおいて、総合的に評価されたということです。国際的な基準を満たしていて、世界にも通用するお菓子とされているのでしょう。さらに、2013年に開催された「第26回全国菓子大博覧会・広島」では、内閣総理大臣表彰も受けました。この表彰は、高水準の衛生管理を継続的に行っていることの評価を受けたからです。
工場見学にも行ってみよう!
青木松風庵の岬工場では、工場見学をすることが可能です。予約不要のコースでは、10時~12時まで、毎日通路から自由に見学できます。予約が必要なコースは、第二土曜日と第四日曜日に開催されることが多いです。事前予約をしていれば、工場内を見学でき、スタッフからの説明も受けられます。予約不要・必要のコースどちらも、見学料は無料です。また、焼きたての「月化粧」の試食コーナーが設けられています。予約は1日につき先着20人なので、早めに予約した方がいいでしょう。
とろける食感の自家製餡が入っている!月化粧を食べてみよう!
月化粧はミルク餡が入った饅頭で、滑らかな食感と濃厚なミルク餡が特徴です。販売している青木松風庵は衛生管理も徹底していて、さまざまな賞も受賞しています。是非、大阪府に行った時は月化粧を食べてみてください。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 大阪土産として人気がある『青木松風庵』のスイーツ「○化粧」。○に入る漢字一文字は?
A. 月