稲庭うどんやきりたんぽ鍋などで有名な秋田県ですが、スイーツやお菓子にも力を入れ、バラエティ豊かなお土産が揃っています。そこでこの記事では、おすすめの秋田県の銘菓を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
四季菜のご当地スイーツ
みたらしプリンとは、秋田県の四季菜が販売しているご当地スイーツです。秋田県産の”和種もみじ卵”を使ったプリンで、卵の味がしっかりと感じられます。固すぎず柔らかすぎずのちょうどよい固さで滑らかな食感が特徴的です。本来のプリンにかかっているカラメルソースの代わりに醤油が使われており、クセになる甘じょっぱさが人気の理由です。
醤油は、安政二年からの由緒ある秋田の老舗「石孫本店」の無添加醤油「百寿」を使用し、香り高く、プリンに深い旨みをあたえています。ほんのりとしょっぱさのある醤油を使うことで、プリンの甘みが引き立ちます。それにより少量の砂糖でも、上品な甘さのプリンに仕上がっています。発売当初は女性をターゲットに作られましたが、程よい甘さで男性からの人気も高く、老若男女に愛されるスイーツとなりました。醤油味の他に、レアチーズのように濃厚な「ジャージーミルク味」と、味噌風味が感じられる「みそたまり味」があります。秋田空港のお土産広場「あ・えーる」で購入でき、製造日より2週間日持ちするので、お土産におすすめです。
”和種もみじ卵”で濃厚な味わい
秋田四季菜の工場は自然豊かな太平山の麓に位置しています。秋田四季菜の高橋社長は秋田県の食材にこだわりを持っており、みたらしプリンにも秋田の瀧田養鶏場と共同で飼育されている「和種もみじ卵」が使われています。独自で配合されたバランスの良い飼料が与えられ、徹底された環境で飼育された「もみじ」と呼ばれる鶏から美味しい卵が生まれます。みたらしプリンはこの卵の美味しさを守るために、卵をひとつひとつ丁寧に手で割ることから作業が始まります。牛乳や生クリームも秋田県産のものにこだわり、濃厚な味わいを作り出しています。素材の良さを生かすための細やかな作業によってできたプリンを一度味わってみてはいかがでしょうか。
秋田の観光スポット
そんなみたらしプリンがゲットできる秋田県のおすすめ観光スポットを2つ紹介します。1つ目は、日本一深く、翡翠色の湖面が美しい田沢湖です。水深は最大で423mあり、透明度が高く見る角度によって色が変わって見える、神秘的な雰囲気が魅力の湖です。水上バイクやボートの貸し出しを行っているので、水上で心地よく揺られながら、紅葉や雪景色などの四季折々の景色を堪能することができます。湖の周りにはたつこ姫伝説にゆかりのある神社や、ご当地料理をいただける食事処などがあり、いろいろな楽しみ方ができます。アウトドアが好きな人は、キャンプ場やレジャー施設があるので、バーベキューやサイクリング、釣りなどアクティブな観光も可能です。田沢湖は秋田県の仙北市に位置し、秋田空港より「あきたエアポートライナー」を利用すると1時間20分ほどで着きます。
2つ目は、乳頭温泉郷の中でもっとも古い歴史を持つ、鶴の湯温泉です。田代湖の近くに位置しているので、湖で観光して疲れた身体を温泉で休めましょう。白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれる4種類の源泉があり、それぞれ効能や肌触りが違います。お湯の肌触りを比べながら温泉を楽しむことができます。入浴料は大人が600円です。有料の休憩所もあるので、温泉に浸かった後もゆっくり過ごしたい人にはおすすめです。
自然豊かな秋田県でグルメも景色も堪能しましょう!
秋田県には、上記で紹介したお土産と観光スポットの他にも、たくさんの魅力があります。自然豊かで素敵なグルメもいっぱいな秋田を満喫してください。じっくり吟味して、たくさんの思い出とともに、美味しいお土産を持って帰りましょう。
ザ・ご当地検定の問題
Q. 秋田県産の鶏「和種もみじ」の卵を使ったご当地プリンといえば?
A. みたらしプリン