その名を冠したタレも人気の、栃木県を中心に展開しているステーキレストランとは?

栃木県を中心に展開するファミリーレストランをご紹介します。ステーキやハンバーグなどの柔らかい肉はもちろん、それに合ったタレも美味しいと評判を得ています。今回は、そんな人気レストランについて紹介します。

宇都宮が発祥のレストラン

ステーキ宮はコロワイドグループの株式会社アトムが運営するレストランです。かつては栃木県宇都宮市に本社を置き、飲食チェーン店を展開する株式会社ジクトが運営していました。株式会社ジクトの旧社名は株式会社宮で、社名は宇都宮の「宮」に由来します。株式会社宮は2007年にコロワイドの子会社アムゼを吸収したのち、株式会社ジクトへと社名変更しました。その後、2009年にアトムに吸収されジクトは解散し、アトム内の社内カンパニー「ジクトカンパニー」としてステーキ宮を運営する形となります。

ジクトカンパニーとしてステーキ宮で使用されている「宮のタレ」などの販売も行ってきましたが、アトムの社内カンパニー制はその後廃止されます。廃止後は株式会社アトム東北営業本部として、ステーキ宮の運営やタレの販売が続けられてきました。アトムは愛知県名古屋市に本社を置き、東北営業本部は宮城県仙台市に本部が存在します。運営会社の吸収合併や解散などを経ながらも、ステーキ宮は栃木県民に愛される人気のレストランとして創業当時から変わらずあり続けています。

人気となったきっかけやステーキ宮の店舗

ステーキ宮が全国的にも有名となったきっかけの1つは、栃木県出身の漫才コンビ「U字工事」がテレビで紹介したことです。栃木県出身の彼らは地元の特産品や名物などに絡んだネタを得意としており、あるテレビ番組で栃木では有名だったステーキ宮の話題にも触れることとなります。番組のなかでU字工事は、ステーキ宮を県民食にとどまらない国民食だと評価しています。その後ツイッターなどでもその美味しさが話題を集め、ステーキ宮は全国的にも有名な人気レストランとなりました。

ステーキ宮は栃木県をはじめ、北海道や東北にも店舗を展開しています。同じ関東では茨城県や群馬県、埼玉県などにも店舗があります。東京でも羽田空港や町田市などに店舗を展開し始めました。東海ではアトムの本社がある愛知県に多く店舗を持っているほか、北陸地方や関西にもチェーン展開しています。また、九州でも福岡や熊本に店舗ができるなど、ステーキ宮は全国に広まりつつあります。U字工事の評価のように栃木県の県民食にとどまらず、全国で愛される国民食となることが期待できるレストランです。

ステーキ宮で人気のメニューとイチオシのタレ!

ステーキ宮で定番の人気メニューが「宮ロース」です。柔らかいロースにブロッコリーやコーンなどの野菜も付いた定番のステーキには、ペレットも付いてくるため自分で好みの焼き加減に調整しながら食べられます。また、ステーキ宮では「宮ハンバーグ」も人気を集めています。一つ一つ店舗で仕込まれた牛100%使用のハンバーグは和牛脂が隠し味となっており、柔らかくジューシーな味わいがクセになると評判です。ハンバーグには和風おろしや卵、チーズが乗ったメニューもあります。

ステーキ宮で一番といっていいほど人気を集めているのが、肉に合っていて美味しいと評判の「宮のタレ」です。宮のタレは店で味わうことができるほか、ステーキ宮のホームページなどでも販売されています。保存料を全く使用せず、玉ねぎやニンニク、醤油などシンプルな原材料からできたタレは約3週間熟成して作られています。香ばしく、ステーキによく合うタレはクセになると評判です。ステーキ宮の店舗では宮のタレのほか、オニオンソースやデミグラスなども選べます。

栃木県の人気レストラン「ステーキ宮」ではタレも評判!

栃木県を中心に人気を集めるステーキ宮では、ステーキやハンバーグだけではなく熟成された味わいが特徴のタレも評判を集めています。全国にチェーン展開もしているので、近くの店舗を見つけて訪れてみるのも1つの方法です。

ザ・ご当地検定の問題

Q. その名を冠したタレも人気である、栃木県を中心に展開しているステーキレストランは?

A.ステーキ宮