屋台『小金ちゃん』が元祖とされる「焼きラーメン」。発祥の都道府県は?

「焼きラーメン」は、人気屋台の「小金(こきん)ちゃん」から発祥したと言われるご当地ラーメン。小金ちゃんは観光客から仕事帰りのサラリーマン・OLの方まで、たくさんの人でにぎわっている大人気のお店ですが、どの都道府県にあるのでしょうか? 屋台で有名な街と言えば…

屋台名物「焼きラーメン」

「焼きそば」ならぬ「焼きラーメン」、食べたことがありますか? 福岡県の博多名物「焼きラーメン」は煮詰めた豚骨スープとウスターソースを麺に絡めて焼きあげる、焼きそばとは一味違う麺料理です。

焼きラーメンの発祥のお店と知られている「小金ちゃん」は、テレビや雑誌、新聞など様々なメディアにも取り上げられ、その味を求めて全国各地から多くの人が訪れています。地下鉄の天神駅から歩いて2分ほどにあるお店の前には平日でも長い行列ができ、開店前から並ぶお客さんも多いのだとか。並んででも食べたい小金ちゃんの焼きラーメンは、豚肉ともやしやにんじん、たまねぎなどの野菜、カマボコに細麺を加えて、豚骨ラーメンのスープと特製ソースを絡めながら煮込み、仕上げにどて焼きの煮汁をかければ出来上がり。カラシが添えられて提供されます。麺はとろっと柔らかく、豚骨と特製ソースが絶妙にマッチした味わいです。焼きそばとラーメンが合わさった新食感で食べる箸が止まりません。途中でカラシを混ぜて食べれば、ピリっとしたアクセントで味変にもなって飽きずに食べられます。小金ちゃんは焼きラーメン以外にも、おでんや明太子を丸ごと1本を使っている「めんたい玉子焼き」などフードメニューも充実しているので、こちらもぜひどうぞ。

個性豊かでおいしい焼きラーメンが食べられる屋台やお店をご紹介

ママの元気な笑顔に癒される、博多天神の福岡銀行本店裏にある「屋台まみちゃん」は、やきそば風とあんかけ風の2種類の焼きラーメンが楽しめます。国際色豊かな、このお店の開店当初からあるやきそば風の焼きラーメンは、まず茹でたラーメンの麺をパリパリに焼き、あらかじめ炒めておいたもやしやキャベツ、きのこなどの具材と、ソース、オイスターソースを入れて2度焼きし、仕上げに刻みのりを振りかけ、紅ショウガが添えられます。オイスターソースの風味がする甘めの味付けで、クセになること間違いなしです。

「雲仙」は福岡天神の福岡銀行本店前にある屋台。屋台を始める前に和食やフランス料理の名店で修行されていたという店主が作る焼きラーメンは、キャベツやもやし、たまねぎ、きくらげなどを炒め、茹でた細麺を入れて豚骨スープで味付けされた風味豊かであっさりとした味わいです。こちらでは「手作りギョーザ」もぜひ注文しましょう。皮はパリパリとして両面に香ばしい焼き目がついた餃子は、しっかりとニンニクが効いてとてもジューシー。鉄板で出されるので熱々のまま食べられます。

「博多らーめん ShinShin 天神本店」は、福岡天神にある青の看板が目印のお店。壁一面に有名人のサイン入り色紙が貼られた人気店です。博多ラーメンで有名なお店ですが、ラーメンの臭みや雑味のない豚骨スープを使って作られる焼きラーメンは食べやすく、濃厚なソースとの相性も抜群。博多の名物・明太子を使った「明太焼きラーメン」もおすすめです。

福岡市博多区上川端町にある「ケンゾーカフェ」は、大物芸能人も訪れるという人気店です。フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」のコーナー「きたなシュラン&きたなトラン」で3つ星にも輝いたというお墨付き。その焼きラーメンは熱々の鉄板で供され、豚骨スープと自家製のタレで味付けされたラーメンは甘辛く濃厚でコクがあります。真ん中にのった生卵をくずして食べると、まろやかで深みのある味わいも楽しめます。

福岡・博多を訪れたなら博多ラーメンだけでなく、一味違った焼きラーメンもぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ザ・ご当地検定の問題

Q. 屋台『小金ちゃん』が元祖とされる「焼きラーメン」。発祥の都道府県は?

A. 福岡